こんにちは、森です。
予定通り、釣りに行ってきました。
琵琶湖ですが、正確に言うと琵琶湖水系内湖の西の湖という場所です。
戸川くんとレンタルボートを1艇ずつ借りての出船です。
本当は戸川くんに圧勝したウイニングパターンを細かく説明しようとしていたのですが、結果からいうと2人共惨敗。勝負になりませんでした。
朝6時に出船して、ワクワクしながらまずは巻物にてテンポ良く探っていきます。新調した巻物専用のロッド(Megabass/GriffonRacingCondition)にFlapSlapで岸際のブレイク沿いにガンガン攻めの釣りを展開しました。春先はやはりフラットサイド系です。といっても当然バスは無反応です。まあ巻物でそう簡単に釣れるわけがないんですよ、最近のバスは皆賢いですから。その次に、アシ際を5gの直リグにてリアクション気味に打っていきます。バスにやる気があればおそらくこの攻め方で釣れるでしょう。長く続くアシのストレッチを丁寧に流していきます。…が釣れません。
ん…?おかしい。
取り敢えず大きさは置いておいてバスの顔を拝もうと、カットテール4インチのジグヘッドワッキーで丁寧にフィネスアプローチ。カットテールは自分の中では鉄板の最終兵器。これで釣れなかったらバスはいない!と見切りを付ける為の必殺ワーム。そんなカットテールですら超絶苦戦するとは思いませんでした。
永遠にカットテールで流し続ける事4時間…。
昼前にしてようやく「コ…コン!」とアタリが!
「きた!!!」
焦らず間を置いて、しっかりと食わせてから思い切り合わせました!
私の愛刀である霧雨(Megabass/Kirisame)が美しいベンドカーブを描きます…と言いたいところでしたが、ロッドが曲がりきる前にバスがこちらに吹っ飛んできました。なんせ18cmですから…
「これだけ粘って18cmだと!?」
結局これ以降、16時まで粘り続けましたがバスからの反応はなく納竿となりました。
残念過ぎます…この展開。
では、なぜ釣れなかったのかを考察します。
釣りは答えが出ない事が多いです。それが難しい点であり面白い点でもあります。釣れたとしても本当はもっと効率の良いパターンが存在したかも知れないし、ましてや釣れないとなると答えなんて出せません。バスが喋れない限り全ては所詮仮説に過ぎません。
当日は他のボートも数艇出ていましたが、レンタルボート店の釣果記録を確認する限り、他のアングラーも釣れてなかったと思われます。そしてこれを書いている4月21日、釣行から4日後のこの時点での釣果記録を確認すると、60cmのデカバスが産卵直前の状態との事。バスはデカい個体から順番に産卵していく傾向があるので、おそらく西の湖のバスの多くはまだ産卵には至ってないでしょう。それでも産卵を意識してシャローに上がっていた事は間違いないと考えられます。
おそらく問題は天候。釣行当日まで約1週間にわたり高気圧が続いています。これによりバスの活性は極端に落ちていたのではないでしょうか。よって極小ワームのダウンショット等ウルトラフィネスな展開に持ち込まないといけなかったのかも知れません。人間からすると春爛漫で釣りやすい気候だった為、そこまで意識してフィネスな釣りができなかったのが敗因かと。
まだまだ釣りは下手くそです。毎日釣りに行ければ季節の進行を実感しながら釣りができますが、それができないとなかなか水の中の季節を読み切るのは難しいですね。自然は手厳しい。悔しくて…何とか土日に釣りに行ける日がないか密かにリベンジを画策しています。
あ~悔しい。